道 具

カンナ

 
”一真彫り”はオリジナル30種類以上の"カンナ”という道具を模様によって使い分けますが、力の入れ方、彫るスピードなど、その使い方にも個性があり道具と人が一体となって生み出される作品なのです。技術の習熟とともにオリジナルの”カンナ”の開発や改良も大切な要素のひとつなのです。こうして作り出されるデザインの可能性は無限にあり「一真彫り」は今なお進化を続けています。
 

 

手 

薄 さ

”一真彫”の透けるような白磁の美しさのには、洗練された匠の技が隠されています。竹林丸カップの場合は、3回で一か所を彫ります。1回目は軽く削って土の状態を見極め、2回目で幅を決め、3回目で深さを調整します。わずか1.8mmという極限まで彫り込んだ生地の薄さこそが一真彫の特徴です。長年の経験から培ってきた手の感覚がぎりぎりの厚みを見極めるのです。